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【インタビュー】映画を年間100本見た大学時代に得たものとは?【体験談】

趣味の王道である映画鑑賞。

今回は大学生時代に年間100本の映画を鑑賞するという挑戦を成し遂げた、22歳のフリーランスライターである「こうだい」さんにインタビューしました。

映画との出会いから、そこから得た気づきや影響について詳しくお話を伺いました。

目次

映画鑑賞との出会いは、コロナの緊急事態宣言

編集部

映画鑑賞を始めたきっかけを教えてください。

こうだい

大学に入学したタイミングがちょうどコロナ禍と重なったことで、思い描いていたような大学生活が送れませんでした。

そこで、家で過ごす時間が圧倒的に増えました。そんな中で始めたのが、サブスクでの映画鑑賞です。

最初は名前を聞いたことがある洋画を中心に、『タイタニック』や『フォレスト・ガンプ』といった有名作品から視聴しました。

編集部

こうだいさんが映画にハマった理由は何だと思いますか。

こうだい

実は、幼少期から海外のアニメをケーブルテレビで観ていたこともあって、洋画には漠然とした親しみがあったんです。

映画を通して見られる海外の文化や雰囲気がとても新鮮で、どんどんハマっていきました。

それから「せっかくだし色々観てみよう」という気持ちが膨らみ、気がついたら映画鑑賞が習慣になっていましたね。

映画はいつでもどこでも「別世界」を体験できる最高のエンタメだと、改めて感じたきっかけでもありました。

大学時代、年間100本の映画鑑賞にチャレンジ

編集部

大学生の頃に映画を100本見たというのは本当ですか?

こうだい

はい、本当です(笑)。自分でも驚きますが、大学の1年間で100本の映画を観ることにチャレンジしました。

ただ正直なところ、途中から「100本観る」という目標そのものが目的化してしまった部分もありました。それでも、観るたびに新しい発見があり、何とか達成できたのは良い経験でしたね。

編集部

チャレンジの中での発見とはどんなものでしょうか

こうだい

この挑戦を通して、自分の好みを再確認できました。

具体的には「好きなジャンルはこれだな」とか「この監督の作品はもっと観てみたい」といった感じです。

例えば、最初は話題作や知名度の高い映画だけを観ていました。
しかし、次第に自分の趣味や好みに沿った作品を探す楽しさにも気付きました

年間100本という数字は一つの目標でしたが、それ以上に映画の多様性や奥深さを知るきっかけとなり、自分にとって大きな意味を持つ経験になりました。

編集部

特に印象に残っている映画を教えてください。

こうだい

印象に残っている映画はいくつかありますが、特に『007』シリーズと『グランド・ブダペスト・ホテル』ですね。

007』シリーズは、人生で初めて全25作品を一気に視聴しました。結果的には、年間100本のうち1/4がジェームズ・ボンドで占められるという偏り具合(笑)
シリーズを通して観ることで、時代背景やキャラクターの進化を感じられたのがとても面白かったです。

一方で『グランド・ブダペスト・ホテル』は、事前にポスターやジャケットを見て「気になるな」と思っていた作品です。
観たのは今回が初めてでしたが、美しい映像や独特の色彩感覚、コミカルで深みのあるストーリーに惹き込まれました。
ウェス・アンダーソン監督の世界観が好きになり、この作品を通して彼の作品をもっと知りたいと思うようになりました。

映画鑑賞を通して、世界の広さを実感

編集部

映画鑑賞をして良かったことを教えてください。

こうだい

映画鑑賞を通して得られたものは本当に多いですが、特に印象的だったのは次の3つです。

まず、多くの知識や考え方をインプットできました。映画には、それぞれの作品に込められたメッセージ・表現したいことがあります。それらを深掘りすることで、普段の生活では触れられない知識を得ることができました。一度きりの人生で、さまざまな「生き方」を疑似体験できる点が本当に魅力的でしたね。

編集部

疑似体験ですか…。これは新しい楽しみ方で、ハッとしました。

こうだい

2つ目は、多様な価値観を受け入れられるようになったことです。

映画を通じて、世界には驚くほど多様な価値観が存在することに気づきました。それは単に映画館や自宅の画面越しの体験だけでなく、実際のひとり旅にも大きな影響を与えてくれたと思います。

旅先での経験を映画が豊かにし、映画で得た知見が旅をより深いものにする。こうした相互作用も映画の面白さの一つです。

編集部

映画は見るだけで多様な価値観に触れられると考えると、とても充実度の高いメディアだと言えそうですね。

こうだい

そして何より、映画鑑賞が趣味になったこと自体が宝です。

映画は単純に観るだけで楽しい。それが今や僕の大切な日常の一部になっています。

「観るのが楽しいから観る」という純粋なエンタメとしての価値を再認識できたことが、最も大きな収穫でした。

編集部

昔の自分が映画鑑賞を始める際に、アドバイスしたいことはありますか。

こうだい

昔の自分にアドバイスするとしたら、「もっと自由に、好きなように観ろ!」と伝えたいですね。映画鑑賞に正解はないので、肩の力を抜いて楽しむことが大事だと思います。

当時の僕は、特に洋画に対する憧れが強くて「洋画が至高」という偏った考えを持っていました。確かに洋画にはスケールの大きさや斬新なストーリーテリングがあり、素晴らしい作品が多いですが、邦画にも同じくらい素晴らしい名作がたくさんあります。

邦画を「食わず嫌い」せず、もっと早くから観ていれば、さらに幅広い視点で映画を楽しめたと思います。

編集部

今後、映画鑑賞を通して叶えたいことを教えてください。

こうだい

「年間100本」というチャレンジを達成したことで、現在は映画鑑賞そのものをリラックスして楽しむようにしています。しかし、映画に対する情熱は変わらないので、いくつか新しいチャレンジを計画しています。

まず一つ目は「毎月1回は映画館に行く」という目標です。
配信サービスで映画を観るのも便利ですが、映画館で観る体験は格別です。

編集部

映画館での鑑賞はいいですよね。ついつい後回しにしてしまいがち担っちゃいますが。

こうだい

そうなんです。でも、ミニシアターに行けば「マイナー映画から名作を見つける」こともできるので、今年の目標ですね。

話題作や有名監督の作品だけでなく、あまり知られていない作品の中から自分にとっての宝物を探すのはワクワクします。特に独立系映画や、映画祭で注目された作品に触れることで、新しい視点や感動を得られますから。

編集部

隠れた名作を見つけた際は、ご報告お願いします(笑)

こうだい

あとは「フランス映画を観る」ことにもトライしたいです!

フランス映画は難解なイメージがあり、これまで少し敬遠していました。しかし、きっとその中には新たな価値観や文化的な刺激が詰まっているはずです。

食わず嫌いをやめて、少しずつ挑戦してみようと考えています。

編集部

こうだいさんにとって、映画鑑賞は単なる趣味にとどまらず、自分を豊かにするライフスタイルの一部なんですね。

インタビューを受けてくださり、ありがとうございました!

まとめ:映画鑑賞はコスパ最強な趣味【自宅で世界の広さを味わえる】

映画鑑賞は単なるエンタメを超えた「学びと感動の宝庫」です。

こうだいさんは大学時代に年間100本もの映画を観ることで、多様な価値観や知識をインプットし、新たな趣味としての喜びを発見しました。

映画は、手軽に「別世界」を体験できる最高のツールです。

また、鑑賞を通じて旅や日常の視野が広がり、自己成長にもつながることが魅力。
さらに、邦画やマイナー作品など、新たなジャンルへの挑戦は新しい感動をもたらします。

映画はリモコン一つで始められる、コスパ最強の趣味です。スクリーンの向こうに広がる無限の世界を、あなたも気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか?

新たな趣味を始めるのに、年齢は関係ありません。

「趣味を見つけたいけど、何をしようか迷っている」という方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

「経験大全」の編集部です。あらゆる人の経験・趣味に関する体験談をインタビューし、一次情報を記事にまとめています。

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